Lawyers Column

2025.08.20

公園での花火は違法?知らないと危険なNG行為と対処法5選

花火したいなぁ

公園で手持ち花火をしたいけれど問題ない?どこまでがOKで、何がNG?そう思う方もいるかもしれません。 実は、公園での花火は場所や時間、種類によって「合法な場合」と「違法になる場合」があり、知らずに行うと通報や罰則の対象になることもあります。

この記事では、公園で花火をする際のルールや禁止されている行為、実際に通報された事例、そして安全に楽しむための方法を詳しく解説していきます。

公園で花火は違法?基本ルールと法律のポイント

公園で花火をすることは違法なのでしょうか。ここでは、迷惑や危険を避けながら安全に楽しむための基本ルールと法律のポイントを解説し、自治体条例や管理者の禁止事項、夜間利用の可否、そして手持ち花火の扱いについてもご紹介します。

公園での花火が禁止される主な理由とは

公園で花火が禁止される主な理由は、火気による危険性周囲への迷惑を防ぐためです。都市公園や緑地は多くの利用者が共有する施設であり、夜間の音や煙、残り火は周辺環境や住民に影響を与えることがあります。特にベンチや遊具、樹木の近くで火気を使うと延焼の可能性が高くなるため、管理者は行為の目的にかかわらず一律に禁止したり、利用時間を制限したりしています。

また、子ども連れが多い区域では火傷飛び火を避けるため、手持ち花火であっても所定の場所や方法以外では認められない場合もあります。

思いがけない事故を防ぐためにも制限してるんだホ!

都市公園法や自治体条例で定められていること

都市公園法では、公園管理者が安全で快適な利用環境を保つために、特定の行為を制限したり使用許可の条件を設けたりすることが認められています。これに基づき、各自治体の条例や規則では、火気の使用花火の可否利用できる時間帯や区域違反時の罰則などが具体的に定められています。

特に、住宅地に近い区域や混雑しやすい地区では、利用者の安全や静穏(せいおん)を守るために、花火を全面禁止もしくは夜間禁止としている公園が一般的ですが、一方で行事の際や期間限定で許可される場合もあります。
特別な使用の際は、管理事務所に利用目的や方法を伝えて事前に許可を受ける必要がありますが、許可を得る流れなど最新の情報は自治体の公式サイトや管理事務所で確認しましょう。

花火OKな場所とNGな場所のルールの違い

花火が許可されている場所では、利用可能な時間や方法が明確に定められており、所定の広場や施設で手持ち花火のみ可能、といった条件が付いています。一方、利用者の安全や周囲への迷惑防止という目的で火気の使用が全面的に制限されている箇所も多数あります。

火気の使用が制限されている区域は看板や掲示、自治体のホームページなどで告知されているため、事前に確認しておきましょう。万が一ルールを守らずに花火を行った場合、注意や退去要請、さらには通報される可能性もあります。

花火OKの公園と禁止の公園、その見分け方

花火ができる公園と禁止されている公園には明確な違いがあります。ここでは、現地での確認方法や自治体サイトの活用法、一部のみ許可されているケースなどを解説します。

看板・注意書き・管理者情報のチェック方法

公園で花火ができるかどうかを判断する最も分かりやすい方法は、入口や園内に掲示されている看板注意書きを確認することです。多くの公園では、火気使用や花火に関するルールを明記しており、「手持ち花火のみ可」「午後8時まで使用可」など、条件が具体的に書かれています。管理者や施設の連絡先が掲示されている場合は、事前に電話をして確認すると安心です。

また、「ご利用にあたっての注意」として利用者のマナーやマナーに違反した場合の対応や罰則が記されているケースもあります。現地で必ず確認し、不明な点は管理者に直接質問しましょう。

自治体ホームページでの確認手順

現地での確認に加え、自治体の公式ホームページを利用することで、より確実に最新のルールを把握できます。自治体サイトでは、都市公園や緑地ごとに「花火可」「火気禁止」といった情報を掲載している場合があります。花火イベントや期間限定の公園解放情報も公開されることがあり、利用条件や注意点、許可申請の方法なども記載されています。

その他、花火の利用に関する注意書きや説明がなく、電話番号やメールフォームが用意されているのみの場合は、問い合わせを行うことで回答を得られます。地区や区域によって条例やルールが異なるため、自分が利用する予定の公園の情報を必ず確認し、該当するルールに従いましょう。

一部OKな公園と全面禁止の公園の違い

一部の公園では、特定の区域や時間帯のみ花火が許可されている場合もあり、この場合は「花火OK区域」や「期間限定エリア」が明示されることが一般的です。例えば、施設の広場や水辺近くの区域だけで、午後8時まで手持ち花火が可能といった条件などです。一部のみ許可されている公園では、許可された条件に反することがないよう、注意して遊びましょう。

公園は公共の場だからこそ、ルールはちゃんと守るんだホ!

違反したらどうなる?通報・罰則・トラブル事例

公園で花火を禁止されている場所で行えば、通報や罰則の対象になる可能性があります。ここでは、実際に起きた事例や違反時の対応について解説します。

通報されるケースとよくある苦情の内容

花火の使用が禁止されている公園で行うと、周囲の利用者や近隣住民から通報されるケースがあります。特に夜間の利用は騒音や煙、光が原因で迷惑と感じられやすく、子どもや高齢者が生活している地域では苦情が多発します。繰り返し違反すると警察へ通報され、場合によっては事情聴取を受ける可能性もあります。花火は楽しいものですが、利用者全員が快適に過ごせるよう、マナーとルールを守ることが大切です。

花火が原因で起きた過去の火災・事故事例

過去には、公園での花火が原因で火災や事故が発生した事例も報告されています。例えば、乾燥した芝生や落ち葉に火が燃え移り、広範囲に延焼したケースや、子どもが火傷を負った事故などです。特に手持ち花火の場合は、火花が衣類や近くの可燃物に飛び散る危険性が高く、また、夜間や風の強い日の花火は、火の粉が広がり思わぬ方向へ飛んでしまう可能性もあります。こうした事例からも、花火の利用には安全への十分な配慮が欠かせないことがわかります。

花火の火の粉でも立派な出火原因になるホ…

違反時の罰則や条例違反のペナルティとは

公園で花火を禁止しているにもかかわらず行った場合、各自治体の条例違反として過料罰金が科されることがあります。例えば、都市公園法や火気使用に関する規則では、違反者に対して退去命令利用制限を課すことが定められています。

過料や罰金の金額、処分の内容は地区や条例の規定によって異なりますが、反復違反や悪質な行為と判断された場合は、警察への送致刑事罰の対象となる可能性もあるので注意しましょう。

花火を安全に楽しむための4つのポイント

花火を安全に楽しむためには、正しい知識と準備、そしてマナーが欠かせません。ここでは、安全性や注意点、片付け方法まで4つのポイントに分けて紹介します。

手持ち花火と打ち上げ花火の安全性の違い

手持ち花火は比較的安全とされていますが、火気を扱う以上は注意が必要です。打ち上げ花火は広い施設や許可区域でしか使用できず、都市公園や住宅地では禁止されていることが一般的です。花火の種類に応じたルールとマナーを守りましょう。

子どもと楽しむ際の注意点と準備物

子どもと花火を楽しむ場合は、必ず大人が近くで見守り、火傷や危険行為を防ぎましょう。バケツや水を用意し、火気が近くにある時間を最小限にすることがポイントです。また、午後の明るい時間帯に手持ち花火を行うのも安全対策の一つです。

マナーを守って花火を楽しむためのルール

花火をする際は、周囲の利用者や近隣住民に迷惑をかけないような配慮が必須です。利用可能時間や区域を守り、火花や煙が他人にかからないように注意しましょう。終了後は火を完全に消し、場所を清掃してから帰るのがマナーです。

花火後の片づけ・ごみ処理で気をつけたいこと

花火を楽しんだ後は、使用済みの花火を水で完全に消火し、燃えるゴミや不燃物に分別して持ち帰ります。施設や公園にごみを放置すると、禁止区域の拡大やマナー低下につながるため、最後まで責任を持って片付けましょう。

花火を楽しんだ後は片付けも忘れずに!

花火が許可されているスポットの探し方

花火を安全かつ合法的に楽しむためには、許可された場所を選ぶことが大切です。ここでは、事前許可が必要な公園や期間限定のスポット、情報の確認方法を紹介します。

事前許可が必要な施設・公園の例

一部の公園や施設では、花火を行う際に事前の許可が必要です。例えば、都市公園の広場やキャンプ場、バーベキュー施設などでは、管理者に利用目的や人数、時間を伝えて申請することが一般的です。許可を受けることで、安全な場所や設備(水道・消火器など)を利用でき、マナーを守ったイベントの開催が可能になります。

特に有料施設では、火気の扱いに関するルール保険加入が義務付けられている場合もあります。事前に公式サイトなどで詳細を確認し、必要な書類や手続きの期間を守ることが重要です。

夏限定・期間限定で解放されるスポットとは

夏季や特定の期間だけ、花火が許可されるスポットがあります。例えば、河川敷や海岸の一部、緑地公園の指定区域などで、午後の一定時間から夜間まで手持ち花火が認められる場合があります。こうした場所は、地区や区域を限定して開放されるため、混雑を避けるための人数制限整理券配布が行われることもあります。

期間限定の解放情報は自治体の広報や観光案内所、公式ホームページで告知されることが多く、期間や利用条件、持ち込み可能な花火の種類が明記されています。必ず事前に確認して、ルールに沿った利用を心がけましょう。

電話・Webで確認できる花火OKエリアの探し方

花火ができる場所は、電話やWebでの事前確認を行いましょう。自治体の公式サイトや観光協会のページには、花火の利用可否や時間、ルールが掲載されてることが多いですが、不明点があれば管理事務所や市長部局の担当課に電話で問い合わせるほうが確実です。
利用可能な期間や方法を把握することで、当日のトラブルを防ぎ、安全で快適な時間を過ごせるでしょう。

まとめ|トラブルを避けて安全に花火を楽しもう

公園で花火を楽しむためには、ルールを守り、安全とマナーを意識することが大切です。最後に、重要なポイントを整理し、安心して花火を楽しむための心構えをまとめます。

花火をするときに守るべき最低限のマナー

花火をする際は、利用可能な時間や区域を守り、周囲の利用者や近隣住民に迷惑をかけないよう配慮しましょう。火気を扱う場所では水や消火用具を用意したうえで終了後は火を完全に消しましょう。ゴミや燃え残りは必ず持ち帰り、次に利用する人への配慮を忘れないことが重要です。

花火OKの公園を探すときの最重要ポイント

花火が許可されている公園を探す際は、必ず自治体の公式サイトや管理事務所で最新情報を確認しましょう。都市公園や緑地ごとにルールや条例が異なるため、該当区域や期間、利用条件を事前に把握することが必要です。

違法行為を避け、安心して楽しむためにできること

違法行為を避けるためには、禁止されている区域や夜間利用の制限を理解し、許可が必要な場合は事前に申請を行いましょう。安全面に配慮し、危険や迷惑を未然に防ぐことで、花火の楽しさを最大限に味わうことができます。

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Writer

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ビジネス戦略ライター |Yusuke LAULEA

大手企業で現役の管理職を務めるビジネス戦略ライター。理論だけでなく、実務レベルで役立つ情報を発信中!
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