― 日々変わることなく、仕事を続けていきたい―

東京都港区-河原崎法律事務所- 弁護士：河原崎 弘

＊取材REPORT＊

港区虎ノ門の地で、40年以上の実績を持つ河原崎先生にお話を伺いました。若い頃はアマチュア無線に興味があり、技術者になりたかったという河原崎先生。事務所のホームページは20年以上前に自作したものなんだとか。現在も通信技術やインターネットに興味があり、10台ほどパソコンを所有しているとのこと。本当はパソコンを分解し、改造したいところだそうですが、あまりのめり込んでしまうと本業である弁護士の仕事が疎かになってしまうという理由から、パソコンは分解しないようにしているとのことでした。

40年以上の弁護活動の中で、時代の流れに合わせ、不動産問題を主に扱っていた時期や、離婚問題を主に扱っていた時期があったとのことですが、現在は相続問題に注力しているとのことでした。
中でも、河原崎先生が扱う案件で特徴的なのは「遺言無効訴訟」。近年は介護保険が充実し、「どのくらいの時期にどの程度の介護認定を受けていたのか」などを証明しやすくなったことから、勝訴事案も増えてきたとのことでした。今後も、相続案件に力を入れていきたいと、お話しいただきました。
河原崎先生に今後の目標についてお尋ねすると、「特にはない」とのことでした。「若い頃は技術者になりたいという想いもあったけれど、これだけ長く弁護士の仕事をしてきて、今は天職だと思っている。今後も日々変わることなく仕事を続けていきたい」とお話しいただきました。

「変わることなく仕事を続けていきたい」というひたむきな姿勢や、健気さ、素直さに心がじんわりと温かくなりました。
河原崎先生は「日々変わることなく仕事を続けられることは、決して当たり前ではない」ということを深く理解し、感謝していらっしゃるのだと思います。また取材中、折に触れて「ありがとう」「本当にありがとう」と何度もおっしゃってくださった河原崎先生。やさしい心と素敵な笑顔に、仕事への活力をいただきました。取材のご協力、ありがとうございました。

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