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2024.12.25
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【 目次 】
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みなさんは、ジフシーという言葉を耳にしたことがありますか?
今や私たちの生活には、LINEやSNSなどのコミュニケーションアプリが欠かせない存在となっていますが、その中でも従来のチャットアプリとは一線を画す「ジフシー(jiffcy)」が今、注目を集めているんです。この記事ではジフシーの特徴や魅力、利用シーン、そして注意点を詳しく解説していきます。
ジフシーとは、新しいテキスト通話アプリです。2024年の7月に一般公開され、株式会社穴熊が運営しています。リアルタイムでのやりとりに特化したサービスで、 ”テキストで通話” するような感覚で使用することができます。
運営会社によると、利用者数は4ヶ月で770%も増加しているとのことで、ジフシーは今まさに急成長中の次世代型メッセージアプリと言えるでしょう。
また、ジフシーは日本国内だけでなく世界約150ヵ国で利用されているため、これからの発展にますます期待ができるアプリです。
世界中で今大注目のアプリ!
ここからは、そんなジフシーの主な特徴と、同様のチャットアプリである「LINE」との違いをご紹介していきます。
ジフシーでは、自分に対して連絡が届くと、電話のように呼び出し音が鳴り、まるで会話をするように画面上に入力した文字が出てきます。
自分の入力した文字と、相手が入力している文字が同時にスマホ画面にでてくるので、間違って入力しなおした文字もすべて見ることができます。電話で例えるなら、言い間違いや言い直しが相手に聞かれてしまうことと一緒ということですね。
ジフシーは電話のような使い方ができるサービスなので、従来のテキストチャットとは違い、メッセージを送信してから返事が来るまで待つということがなく、リアルタイムな会話をテキストで楽しめるのが特徴です。
例えば、電車内や図書館、夜遅く家族に迷惑をかけないように連絡を取りたい時などに活用できますね。
メールより素早く返信が欲しいけど電話できないときにぴったり!
しかし、あくまでもジフシーはチャットツール。
通知が入ったとしても、自分の状況によっては無視することもできますし、電話のように「相手が今、電話に出られる状況だろうか?」と相手の都合を気にする必要もありません。
”気軽” かつ ”リアルタイムな会話” をすることができるという点では、ジフシーはチャットと電話の良いとこどりのようなサービスと言えるでしょう。
さらにジフシーは無料で使うことができるという点も魅力の一つです。
同じチャットアプリである「LINE」とジフシーは何が違うのでしょうか。
LINEとジフシーの違いは、主に以下の2つです。
・既読機能がない
・メッセージの履歴が残らない
まず、ジフシーには既読機能がありません。
LINEは既読機能があることで、相手からの返信が無くても、メッセージを読んでもらっていることを把握できます。
ジフシーの場合は既読機能がないですが、そもそもジフシーの使い方として、会話をする両者が共にリアルタイムでチャットを開いて会話することを目的としているので、トーク画面に相手の文章が入力されている様子が見えたら「返信中(つまり、メッセージを見ている)」と把握することができます。
次に、ジフシーではメッセージをの履歴を残すことができません。
LINEでは、トーク履歴を削除しない限り相手とのメッセージの履歴が残りますが、ジフシーは入力した文字・送信した文字はどんどん消えていくので、後になって見返すことはできません。まさに、電話で話した内容が記録として残らないことと同じです。
テキストでやり取りするけど履歴は残らない…!注意が必要だホ!
とにかくリアルタイムでのコミュニケーションを重視する人や、既読スルーを避けたい人には特にジフシーがおすすめです。
一方、LINEは多様なコミュニケーション機能を求める人や、幅広いシーンで利用したい人におすすめです。
ジフシーを利用している方には、Z世代と呼ばれる若年層や学生、女性が多いと言われています。そもそもなぜ、彼らの中でジフシーが人気になったのでしょうか。
また、ジフシーはプライベートでの利用以外に、ビジネスシーンでも利用できるのでしょうか。
ジフシーの人気の理由や、仕事での活用方法を詳しく見ていきましょう。
ジフシーが人気の理由は、周りの状況を気にすることなく電話のような会話ができることです。
会話を控えなければならないような場面でも、リアルタイムにテキスト上で会話ができます。
また、メッセージでのやりとりでありながらも、リアルタイムに相手の反応がわかるため、既読スルーや未読スルーがなく「読んだのかな?」「返信はまだかな?」といったストレスを感じることなく、安心してコミュニケーションを楽しむことができます。
すぐに返信がくるのは嬉しいホ!
電話のように相手や周りの状況を気にする必要もなく、メッセージでのやりとりよりもサクサクとコミュニケーションを取ることができる点がジフシーの魅力といえます。
ちょっとした空き時間や移動中などの細切れの時間で手軽に利用できるので、学生など、通学で公共交通機関を利用する機会が多く、また授業で会話を控える場面が多い層から支持されるのは納得ですね。
続いて、具体的にジフシーはどのようなシーンで使うことができるのか見てみましょう。
ジフシーは実際にどのようなシーンで使われているのか、ビジネスシーンとプライベートシーンに分けて紹介します。
チーム内での情報共有や緊急性の高い連絡などに役立ちます。
例えば、会議中に同じ部署のメンバーに指示を出したい時。近くまで行かなくても会話をするようにこっそりと指示を出すことができます。
さらに、リモートワーク中のコミュニケーションとしても役立ちます。小さいお子さんがいる家庭だから通話は控えたいけど、迅速に回答が欲しい場合などに特に活用できるでしょう。
友人との日常会話やちょっとした連絡など、手軽なコミュニケーションに最適です。
例えば、電車が遅れている時など、電車の中からすぐに伝えることができます。また、恋人との会話など、電話だと音声が聞かれる可能性がありますが、ジフシーを使えば、電話のようなスピード間がありながら、恋人とリアルタイムでふたりだけの会話を楽しむことができます。
Jiffcyの最大の利点は、リアルタイム性にあります。
従来のチャットアプリでは、メッセージの送受信にタイムラグがあり、テンポの良い会話は難しいものでした。
しかし、Jiffcyでは、まるで通話しているかのように、スムーズな会話を楽しむことができます。
また、既読スルーの心配がない点も、ジフシーの大きな魅力です。相手の反応がすぐにわかるため、コミュニケーションにおけるストレスを軽減することができます。
これらの利点から、ジフシーは、よりリアルタイムで、より手軽で、よりストレスフリーなコミュニケーションを求めるユーザーに支持されています。
電話とメッセージの良いとこどりなジフシーですが、使用する際にはいくつか注意点があります。
・アンドロイド非対応
・バッテリーの消費
・セキュリティや個人情報について
では、この3つについて詳しくみていきましょう。
現在、ジフシーはiPhoneのみの提供となっており、Androidユーザーは利用することができません。Android版のリリースを心待ちにしている方も多いかと思いますが、現時点では具体的なリリース時期は発表されていません。
2025年2月を目途にリリース予定のようです。
ジフシーはリアルタイムでメッセージのやり取りをするため、他のアプリよりもバッテリーを消費しやすい傾向にあります。
特に、画面を長時間つけっぱなしにして利用したり、通信環境が悪い場所で利用したりすると、バッテリーの減りが早まる可能性があります。
外出時など、バッテリー残量を気にされる方は、モバイルバッテリーを持参するなど、対策をしておくことをおすすめします。
ジフシーは、ユーザーのプライバシー保護に力を入れていますが、インターネット上での通信は完全に安全とは言えません。個人情報を入力する際には、以下の点に注意しましょう。
Wi-Fi環境での利用::公共のWi-Fiスポットなど、セキュリティが不十分なネットワークでは、個人情報が漏洩するリスクが高まります。可能な限り、信頼できるネットワーク環境で利用しましょう。
パスワードの設定:複雑なパスワードを設定し、定期的に変更することで、不正アクセスを防ぎましょう。
アプリの更新:ジフシーは定期的にアップデートが行われます。最新版にアップデートすることで、セキュリティの脆弱性を修正し、より安全に利用することができます。
不審なメッセージへの注意:不審なメッセージが届いた場合は返信せず、ジフシーの運営に報告しましょう。
ジフシーは非常に魅力的なアプリですが、上記のような注意点も理解した上で、安全に利用するようにしましょう。
登録方法はとても簡単で、誰でもすぐに始めることができます。
iPhoneでジフシーを始めるまでの流れは以下の通りです。
1.App Storeで「Jiffcy」と検索し、アプリをダウンロード
2.アプリを起動し、電話番号を入力しアカウントを作成
3.名前の登録や性別、プロフィール画像などを設定
4.連絡先の同期や友達のIDを検索するなどして、すでにジフシーを利用している友達を探す
5.友達とマッチングすると、すぐにトークを開始!
テキスト通話をしたい時は、友達を選んで開始ボタンを押し、友達が呼び出しに応答したらすぐにトークが始まります。
登録が簡単にできて、すぐ始められるのも魅力の一つですね。
複雑な登録は不要だホ!
ジフシーは、リアルタイムなテキスト会話を楽しむテキスト通話アプリです。
<主な特徴>
・相手の入力がリアルタイムに表示され、まるで対面で話しているような感覚で利用できる
・LINEとの違い:ジフシーには既読機能はなく、既読スルーや未読スルーを避けたい人におすすめ
<jiffcyが人気の理由>
・電話だと相手の都合を気にしてかけるのをためらってしまうことがあるが、ジフシーはその心配がない
・直接会話をしにくい場面で使用することができる
・プライベート以外にも、ビジネスシーンでも活用できる
<最大の利点>
・リアルタイム性が高く既読スルーがないので返事が来るのを待っている必要がない。
<注意点>
・アンドロイド非対応:iPhoneのみ
・バッテリー消費:リアルタイムトーク中はバッテリー消費が激しい
・セキュリティ:個人情報保護には注意が必要
<はじめ方>
・電話番号で認証し簡単な個人情報を入力するとすぐ始められる
ジフシーは2024年に一般公開されたばかりのツールです。まだその言葉を耳にしたことのない方もいらっしゃるでしょう。
しかし、特定の層にはすでに世界でも広く使われており、聴覚に障害のある方も電話のような感覚を体験することができます。
運営社の株式会社穴熊CEOは今後の展望としてAIの活用も視野にいれて進化していくと話されていますので、これからますます利用者が増えていくであろうジフシー。
ぜひ一度、ジフシーを体験して、新しいコミュニケーション体験を実感してみてください。
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